フリマアプリで偽造品を買ってしまった話Vol.3ー起承転結の<転>

さて、前回はエセリーヌが到着し偽造品ではないかと出品者に伝えたところまででしたね。今回はその後のやり取りのお話しです。

まだ読んでない方はこちらからどぞ!

Vol.1はこちら

https://yokishiminmin.hatenablog.com/entry/2022/01/23/221119?_ga=2.261353220.860320662.1642917938-1326221429.1642917938

Vol.2はこちら 

https://yokishiminmin.hatenablog.com/entry/2022/01/23/224727?_ga=2.2426681.860320662.1642917938-1326221429.1642917938

さてさて絶対に受け取り評価はしない(=受け取り評価をすると出品者に入金されてしまう)と決めたものの、ラクマの取引ガイドによると、出品者が返品に応じる必要があるそうで。どのように納得してもらうかをもの凄い考えました。そこで考えたのが以下のメッセージです。

◯私

2022年01月18日 13時39分

「私は以下の理由で偽造品の可能性を疑っています。

•CELINE刻印に歪み

•合成皮革が使われている

証拠の提出をとのことですので、ラクマの鑑定サービスを申し込ませていただきますね。受取評価までにお時間をいただくかと思いますが、ご了承くださいませ。」

ラクマの鑑定サービス

注意!これはスニーカー等の一部のアパレルブランドのみになります。ハッタリをかけてみましたw

●出品者2022年01月18日 14時19分

「商品は確実正規品になりますのでご安心下さい!鑑定しても構いませんが、ラクマに鑑定サービスを申し込む場合は十四日間ぐらいかかります。鑑定時間が長すぎてお待ちできないので、他の専門店に鑑定してください。理解していただければと思います。何卒宜しくお願いします。 」

強気ですけど、どこの質屋さんもニセモノにニセモノだという鑑定書って出さないそうなんですね。ニセモノだなって判定だと、「こちらにはお値段がつけかねます」という柔らかな返答になるそうです。

◯私

2022年01月18日 15時03分

「上記に加えて

•ファスナーが異なる

•ナノサイズなのにマイクロと偽って出品している

•箱も違う

ことも指摘させていただきます。

この通り真偽が証明されましたので、私はこの先受け取り評価を行うことは絶対にありません。」

●出品者

2022年01月18日 15時16分

「元の箱が壊れたので、他のバッグの箱をお送りしました。どうしても返品したいなら鑑定書の提出をお願いします、あなたは鑑定士ではないです、デタラメ言ったら誹謗中傷で訴えます 」

誹謗中傷は一切してないので訴えられても別にいいんですが、一向に進まない。

◯私

2022年01月18日 15時25分

「ブランド品の偽造品・レプリカ品の販売は商標法という法律で禁止されています。この後はラクマの規定に沿って進めさせていただきます。」

●出品者

2022年01月18日 15時34分

「商品は確実に正規品なので、何故鑑定もして無いのにそんなに言えるですか?

社会人として失格ですね!

バッグの真偽が知りたいのであれば、正規店で鑑定してもらってください。それもできないなら、こちらの商品をすり替えろうとしているかと疑うようになりますね。とにかく正規店に鑑定してもらって、鑑定証明書を提出してください。でないと、警察に通報して一緒にあなたのところに行くしかないです。あなたの住所も知ってますからね。 」

社会人として失格w

これには笑いましたが、「あなたの住所も知ってます」のところはアウトなので、ラクマに「出品者に脅迫されています」と通報。こんなこと言われたら怖くなって戦うのを諦めてしまう方がいそうな気がします。私もちょっと怖くなって、夜の外出は控えました。。。

ラクマの反応を待ちたいのと若干行き詰まったので一晩寝かせることに。

◯私

2022年01月19日 06時40分

「はい、どうぞ警察に通報してください。

日本の警察はブランド偽造品の取り締まりをしているので私としては有り難いです。一方で伝票に記載されているXXX様の住所には部屋番号の記載がありませんが、万が一不着の場合はどうするおつもりだったのでしょうか。

私の住所を発送以外に使うことは規定で禁じられています。この時点でどちらがルール違反をしているか明らかですね。

正規品を百貨店でご購入された方ならご存知のはずですが、セリーヌでは、わざわざ真偽の鑑定書など出していません。

紛争解決のため、ラクマのカスタマーサポートにトラブル報告と偽造品の通報をさせていただきました。こちらとしては証拠が揃っておりますので一切受け取り評価をするつもりはありません。返品先も不明のため、受け取った物品はラクマに送付させていただきます。

こちらに証拠画像をまとめました。

ラクマのURL記載〜

改めて返品返金取引キャンセルの申し立てをいたします。」

とこれで最後にしようと思いながらもイヤミを言ってみました。

●出品者

2022年01月19日 13時41分

「商品の写真は全部実物で撮ったものなんです。違うなら、そちらにすり替えられたに違いないです。そんな人柄の悪い人だとは思ってなかったんですね。あなた、ダメですね。黙ろうよ。もう話したくないんですから、何か問題でもあれば、警察又は弁護士に連絡してください。」

ぎゃー!すり替えなんてしないよ。

ああ言えば上祐!!

もうホントなんなのこの人。

続く

〜振り返り〜

先方からのメッセージが一個前くらいから口語っぽい日本語になってます。もしかしたら日本人に電話とかで指示を仰いでるのかも知れません。

すり替えまで言われたらもうどうしようもないです。これって善良な市民の方が出品した場合にも起こり得ますよね。

私を含め善良な市民は性善説で何事も捉えますが、世の中悪い人もたくさんいます。

高額商品をネットで売買する時は本当に気をつけましょう。

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